まなおママです。育休ももうすぐ終了。そこで、この休みの間にどんな手当があったのか、まとめてみたいと思います。
これからママになる方、仕事をやめようかどうしようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
<目次>
- 産休で会社を休んだ分もらえる 出産手当金
- 健康保険から42万円支給される 出産育児一時金
- 育休中に雇用保険からもらえる 育児休業給付金
- 社会保険料を支払う必要もなし!
- 忘れちゃいけない 児童手当
- おまけ:育休中にボーナスは出るのか?
- まとめ
産休で会社を休んだ分もらえる 出産手当金
妊娠中も仕事を続けており、産休を取るとします。通常、出産予定日の6週間前から出産後の8週間が産休期間ですが、その休んでいる間に健康保険から支払われる手当です。休んでも満額ではないですが、お金をもらえるのは助かりますね!
<金額>
1日当たりの給料の2/3に相当する額 × 実際に休んだ日数
健康保険から42万円支給される 出産育児一時金
私は病院でかかった費用から42万円を引いてもらい、差額を退院時に払いました。だいたい出産費用は42万円を超えると思いますが、超えない場合は、差額は被保険者がもらえるようですよ!
<金額>
赤ちゃん1人当たり42万円
育休中に雇用保険からもらえる 育児休業給付金
育休は出産して8週間たった産後休業が終わってから、1歳を迎える日の前日まで。最長2歳まで延長することができます。その間、育児休業給付金が雇用保険からもらえます。ただ、育休が始まったらすぐもらえるわけではありません。2か月単位で振り込まれるのですが、育休が実際にあったと確認され支給が決定してから振り込まれるので、育休開始から2か月+αかかるわけです。その間、お金は入りませんので、ひたすら待つのみです。。
会社がほとんど手続きをしてくれますから、しっかり確認してしっかりもらってくださいね!
<金額>
180日(約6か月)まで 給料の67%
181日目から 給料の50%
●たとえば給料(社会保険料がひかれる前の額)が20万円とすると、
最初の半年は13万4千円、以降は10万円。最大の2歳まで育休をとったとすると、トータル240万円くらいになります!これは大きいですね。
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社会保険料を支払う必要もなし!
これ、とっても大きいと私は思ってますが、出産手当金と育児休業給付金をもらっている間は、健康保険や年金を払う必要がありません。免除です。払ったこととしてカウントされます。月に数万は確実に浮いていることになりますよね~。
しかもですよ、出産手当金と育児休業給付金は給料ではないので、保育園に入れたとして保育料の金額を決めるときにも、前年の収入とはみなされないので、育休明けの保育料は安く抑えられるわけです(働き始めてしばらくすると、保育料は上がるといえます)。いやー、ありがたい!!!
忘れちゃいけない 児童手当
自分だけでなく、子どもに対しての手当もあります。よく知られた児童手当。こちらは4か月に1回の支給です。私の自治体では、2月、6月、10月。兄弟分があわせて振り込まれます。まとめて振り込まれるので、わぉっという金額になります。
<金額(月額)>
3歳未満 1万5千円
3歳~中学生以下 1万円
※所得制限限度額以上の場合、特例給付で 一律5千円
↑稼いでいるお家は、1人5千円になります。。我が家は当然当てはまらず!!^^
おまけ:育休中にボーナスは出るのか?
会社によるようです。会社の規定によって、ボーナス支給条件に当てはまっていれば出ます。これは収入なので、課税対象となります。
こんな話も聞きました。「会社からある日ボーナスが振り込まれていたのだけど、”間違えて振り込んでしまったから、返してください”と言われた」というママがいました。うそのようなホントの話です。。お気をつけください。。。
まとめ
働き続けていると、産休中・育休中にもらえるお金はけっこうあります。出産手当金と育児休業給付金は、仕事を辞めないからこそ、得られるものです。私はこの支給があるおかげで、休んでいる間も心穏やかに過ごすことができました。産後は何かと物入りですが、消費することが苦しくなかった。本当にありがたいことです。
ただ、妊娠中にトラブルがあったり、会社の雰囲気だったりで、やめざるを得ないことは多々あると思います。出産の6週間前まで働くということは、体力的にも精神的にも非常につらいものだと私も身をもって実感しました。つわりの期間もありますし。なので、「金銭的にやめないほうがいい」ということは確かに言えることなのですが、「やめちゃだめ」とは決して思いません。ママが元気で赤ちゃんを無事に産むことが一番大事なことだし、ママの気持ちが穏やかなことが赤ちゃんの幸せに直結していくと思います。
どうか後悔のない決断をして、もし働き続けられるのであれば、もれなくしっかりもらいましょう。この社会から受けた恩を、復職後に返すことをそっと誓いながら。