こんにちは、まなおママです。
行楽の秋は、旅行をしようかと考えているママも多いことでしょう。
旅行はしたいけれど、赤ちゃん連れにとって移動は苦労を伴うもの。
赤ちゃんとの飛行機移動は大変なの?と疑問をお持ちのママに向けて、かつて9か月の赤ちゃんと母子2人で、スターフライヤー(格安航空会社)に搭乗したので、その時の記録をしたためたいと思います。
<目次>
赤ちゃんはいつ(何か月)から飛行機に乗れる?
大人といえど飛行機に乗るのは緊張するもの。ましてや赤ちゃんと一緒だったら!!とはいえ赤ちゃんは、0歳から飛行機に乗ることができます。ただ、同じ0歳でも1か月と11か月の赤ちゃんでは成長の程度が大きく違いますよね。いったい何か月だったら乗れるのでしょうか。
ANAのホームページを見てみたら、なんと・・・・「(同伴者が必要ですが)生後8日から可能」とのこと!
生後8日って・・・えっ?退院してすぐですよ。。。赤ちゃんは生後1か月の間は、家の中でゆっくり過ごすのが一般的だと思うので、何か特別な事情がある場合でしょうかね。
私の知っているお母さんは、ドクターに確認のうえ、生後3か月くらいで飛行機に乗せたといっていました。そしてなんと驚くなかれ国際線!!生後3か月なら、首がしっかり座っているかも微妙だし、お母さんもまだまだ寝不足だと思うので、すごいなぁ、私には無理だなぁと思った記憶があります。
私は生後9か月の赤ちゃん連れだったので、余裕?で大丈夫なはず。ただ、母子2人きりでの搭乗だったので、いざというとき1人で対応できるかやはり不安でした。
通路側、窓側、1番前。どの席がベスト?
スターフライヤーはネット予約の段階で席まで選べました。私は最初、1番前の席をとろうと意気込んでいました。1番前の席だけ、ベビーベッドを取り付けられるからです。でも、いざ予約しようとしたら、すでに埋まっているのですよ。。。やはり足がのばせるし人気があるわけです。
それなら仕方ない・・・、前から3列目の通路席を選びました。
前方を選んだ理由は、飛行機からすぐ降りられるから。飛行機の着陸後、赤ちゃんが泣いてしまっても、前方にいればサッと降りられますからね~。
そして通路側にしたのは、赤ちゃんが泣いた時立ってあやせるだろう、と思ったのが理由です。
人の目を気にせず授乳したい、とか、おとなしくずっと寝てくれそうな赤ちゃんなら、窓際のほうがベターでしょうし、慌てることなく飛行機からゆっくり降りたいなら、後方の席のほうがよいでしょう。赤ちゃんの性格や自分の好みで、どんな席が快適かは変わってきそうに思います。
実際、前方通路席に乗ったのですが、わたしは快適だと感じました。以下理由です。
- 通路側はCAさんが脇を歩くので声をかけやすい。また、目が合いやすいので、こちらを気にしてもらいやすい
- 平日便で3列シートの真ん中の席が空いていたため、荷物も真ん中席に置くことができた
- 赤ちゃんの機嫌は、着陸とともに悪化。飛行機が着いて早く降りられたのは助かりました。早く出たら、空港のトイレも空いてました。(地上ですぐトイレ行きたいじゃないですか!機内のトイレは狭いので、うんちをしない限り地上でトイレに行こうと思っていたんです)
また、たとえ1番前がとれてたとしても、ベビーベッドは使わなかったように思いました。こういう非日常な環境で、うちの子はベッドでは寝てくれなそうな気がしました。国内線なら1~2時間で着くのだし、抱っこ紐でOKと思いました。
それよりも、真ん中席が空いているかどうかは重要と思いました。真ん中席が空いていれば、赤ちゃんが多少もぞもぞしても騒いでも迷惑をかけにくいし、荷物を置かせてもらえたら、必要なものがとりやすい。
1番前ですと、行きも帰りも全席人がいたので、隣に必ず誰かが座っていることになります。これは赤ちゃん連れだと隣の方への気遣いで相当なストレスなのではと思いました。
なので、私のいちおしは「前方通路席」。あえて1番前の席は選ばないです!(ベビーベッドで寝てくれそうだったり、長時間路線なら別です)
赤ちゃんフレンドリーな羽田空港
羽田空港では、チェックイン前でもチェックイン後でもあちらこちらに赤ちゃん休憩室が見つかるので、これは嬉しい。
授乳室 | お子さまをお連れの方 | サービス施設 | 羽田空港国内線旅客ターミナル
給湯器もありますし、オムツ交換台もあるので困りません。家から持参しなくても、空港内でベビーカーも借りられます。
私はというと、ベビーカーをチェックインカウンターで借りて、乗る直前に搭乗口で返しました。空港スタッフの方も、もれなく笑顔で親切なのですよ。さすがのおもてなし!
そういえば私は空っぽの水筒を持ち込んだのですが(搭乗ゲートに入ってから調乳用にお湯を入れておこうと思ったため)、手荷物検査にピンポンと引っ掛かりました。「中に何も入っていなくても、水筒の中を見せてください。そういうルールなんです」って言われました~。なかなか厳しい!しっかりしてます。
飛行機に何を持ち込めばいい?
赤ちゃんを世話するため、私が手荷物で機内持ち込みしたものは、
- 哺乳瓶、粉ミルク
- 水筒
- おむつ、おしりふき
- よだれかけ
- 赤ちゃん用お菓子
だけです。本当は着替えやおもちゃ、絵本なども持っていきたかった。でも、私1人だったので手荷物は極力減らしておきたく。。
水筒は手荷物検査で引っ掛かりますが、お湯が手元にあれば、機内でもラウンジでもいつでも調乳できるので、安心感がありました。もちろんCAさんに頼むこともできますが、忙しそうなときは頼むのがはばかれますし、赤ちゃんの機嫌は乱気流のようにアップダウンが激しいので、水筒はあって正解でした!
スターフラーイヤーのサービスは?
実は初めは、赤ちゃんも小さいし、母子2人なので、より安心感のあるANAかJALにしようと考えていました。でも、スターフライヤーのHPを調べたら、顧客満足度も高いし、小さいお子様連れサポートの説明もあったので、これなら良さそうと気が変わりました。
(運賃も約5000円安かったですし。往復で1万円浮きますからね~。これは大きい!お土産代になる)
実際乗ってみた感想としては、とくに問題なく、満足できました。特に行きの便のCAさんのホスピタリティが素晴らしかった。このCAさんの素晴らしいところは、
- お願いしてないのに、荷物を上の棚に上げてくれた
赤ちゃんを抱っこしたまま、狭い機内でキャリーバッグを上の棚まで持ち上げるのは、私にはできず。。私からお願いしなくても、持ち上げてくれて助かりました。
- 「着陸が近いので、じきトイレが使えなくなりますが、使用されませんか?」と声をかけてくれた。
その数分後のことです。「トイレが使えなくなりますので、行きたい方は今どうぞ」と機内アナウンスが入りました。一般の方で混雑する前に私に教えてくれるなんて、なんと親切なんだろうと感激しました。
- ミルク作りも、こころよく応じてくれた
ただ、CAさんは若いお嬢さんなので、調乳に自信はなさそうな感じでした。「熱くてまだちょっと冷めてなくて・・・大丈夫かしら・・・」と持ってきてくれました。熱いと赤ちゃんは飲めないので、着陸するとき赤ちゃんは泣くものだと思って、早めに作ってもらい、冷ます時間を確保したほうがいいかもしれません。
そうそう、小さい子向けのオリジナルおもちゃももらえましたよ~(行きの便は数種類から選ばせてもらえました。帰りの便は、1種類のみでした・・・。この差は何でしょう??)
さらに、空港で優先搭乗することも出来ました。この特別感、なんかVIPになったようで気持ちいいです~!!
(これまで安いチケットでしか飛行機に乗ったことがないので、搭乗優先されたことがない・・・)
ということで、スターフライヤーは申し分なく快適な乗り心地でした。
あとは、座席近くの乗客の方がいい人かどうか。これが居心地のよさを決めるでしょうが、もう運次第ですね。行きの便は、CAさんも乗客の方もやさしかったです!!^^
まとめ
個人的なおすすめは「前方通路席」!
格安航空会社といえどスターフライヤーには大満足でした!
そうそう、ちなみに我が子は、離陸・着陸時にひどく泣きましたが、ミルクでなんとか乗り切りました。上空にでたら、気持ちよさそうに寝てくれている時間もありました。
結果として、機内ではずーーーっと抱っこ紐の中・・・うん、腰は痛い。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
赤ちゃん連れでも、どうぞ快適な空の旅をお楽しみください!
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